「イヤ」と言える強さを求めて【柔道を始めた話7】

B!

こんにちは。しらこです。

3年前、すん(息子)が年長時に起きた人間関係トラブル。

独占欲の強いお友達に、「ボク以外と遊ぶと叩くからね!!」と脅され、困り果てていた、すん(息子)。

そんなすん(息子)に、

ママ(私)
嫌なら嫌!!
叩くならもうお友達じゃない!!遊ばない!!
…って言えばいいんだよ。

と、アドバイスしました。

が、すん(息子)、

すん
う〜ん…。でも…。
「嫌い」とか、「いやだ」とか言われたら、悲しいでしょ?

と。

ママ(私)
すんちゃん、優しすぎぃ〜〜〜!!!

私は普段、「嫌って言われたら悲しいよ」とか「お友達とは仲良くしようね」とか、そういう教育はしていません。
だけどすん(息子)は、「嫌って言われたら悲しいから言えない」と思い、相手の気持ちを考えて、何も言えなかったようです。

すん、空気よく読むし、よく気が効くし、私の予想だけど、すんは多分、繊細さんなんだと思う。

でも、もしかしたら、気が強いお友達に気圧されて、自分の言いたいことは言えなかっただけかもしれません。

自分より強い相手や立場の人、やり合っても「負ける」と思ってる相手に、自分の言いたいことが言えるか?というと、難しいんじゃないかな?と思うよ。

 

 
でも、本当は、みんなと楽しく遊びたい、すん(息子)。
叩かれるのが、好きな人はいない。(一部の変質者は除く)

ママ(私)
すんちゃん、みんなと遊びたいなら、みんなと遊びたいって言えばいいんだよ。
他の遊びがしたかったら、「他の遊びがしたい」って言えばいいし。
すんちゃんが他のことしたいって言っても、お友達はすんちゃんのこと嫌いにならないよ?

 

すん
う〜〜〜ん…。
でも………。

 

ママ(私)
すんちゃんが違う遊びしたくても、お友達に誘われたら「イヤ」って言えないの??

 

すん
うん…。

 

ママ(私)
そっか…。そうだねぇ…。
相手と違うこと言うのって、勇気がいるもんねぇ。
すんちゃんは、自分の言いたいこと、言えるようになりたいの??

 

すん
うん…。
ボク、言えるようになりたい…。

 

ママ(私)
そっか。
すんちゃんが強くなったら、イヤなことも「イヤ」って言えるようになると思うんだけどなぁ…。
すんちゃん、強くなりたい??

 

すん
うん!!
ボク、強くなりたい!!
叩かれるのは、イヤ!!

 
心なしか、「強くなる」という言葉に惹かれて、気も強くなった、すん(息子)。

つづく。

握力が弱かったすん

ママ友から、2、3歳くらいになると、勝手にお菓子を開けて食べるようになる…という話をよく聞いていましたが、すん(息子)は、自分で全く開けられず。

幼稚園入園後は、自力で水道の蛇口がひねれなかった、すん(息子)。

幼稚園の先生
すんくんは、水道の蛇口がひねれないので、両手を使って、こう、体全部を使ってひねれるようになりました。

と、担任の先生に言われ、

ママ(私)
すんちゃんは握力が弱いんだなぁ…。

と思っていました。

また、すんの握力が弱いことを、「うちの子、ちょっと握力弱いんだよね〜」とママ友に話したり、「すんちゃんは握力がちょっと弱いんだねぇ」と本人(すん)に言ったり。
だからなのか、

すん
ボクって弱いんだな。

と、認識してしまった可能性はあると思います。

因みに、今の握力は普通だよ。
柔道始めて、握力も強くなったと思うよ。

 
すん(息子)自体が弱いと言ったことはないですが、一度、自分(すん)が弱いと認識すると、「自分は弱くない」と思い直すのは中々難しよなと思いました。

すんは柔道始めて、だいぶ強くなったけどね、本人はまだ「弱い」と思っているよ。
私は「すんちゃん、凄い強くなってるね!!」って言うんだけど、柔道のメンバーの中ではまだまだ弱いし、本人が「強くなった」と自覚するのはまだまだ先な感じかな。

 
特に他愛なく、「握力が弱いねぇ」と言っていましたが、本人(すん)にとっては、「自分は弱い」と認識するのに十分な言葉だったと思います。

勉強ができるようになるのも、できないようになるのも、本人の勘違い。
「自分はやれば出来るんだ!!」と思わせることが重要。
みたいな話を聞いたことがあります。

私が「握力が弱い」って言ってたから、自分(すん)は弱いって勘違いしちゃったんだろうな…。
すんちゃん、勘違いさせちゃって、ごめんね。

 

これからは、「自分は弱くない!!」って思えるようにしていこうね!!

 
喧嘩が弱くても、自分の意見が言えるのは、強い。
人を負かす強さを身につけるわけではなく、自分の意見を言える強さ、「イヤ」と言える強さを身につけるために、これからも、柔道を頑張って欲しいと思います。
 

 
週末、子供達とイオンに行って、つい買ってしまった。
スプラシューター。

コロナで学校の行事がなくなり、払っていたお金が商品券として戻ってきたよ。
もともと子供のために使うお金だった商品券使っただけだし、いいよね。

と、言い訳。
戻ってきた商品券より、スプラシューターの方が高かったことは内緒。

夏の水遊びが楽しみです。


 

買った当日、すでに遊びまくってビショビショになっちゃったよ。

 

ではまた〜!!
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