子供にとって大人が突然怒るのは恐怖でしかない【93話目】

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集団登校中に立っていた先生たち、すん(息子)にとっては全然知らない人な訳で。
小さな子供にとって、全然知らない大きな大人が、突然大きな声で注意・命令したり、そういう姿を見るのは、恐怖でしかないと思う。

 

 

すん(息子)はマスクもして行ってたし、集団登校中は、喋らず登校していた。
(そして今でも、全然喋らず登校している。班編成があって、仲の良い子と同じ班になったけど、登校中はお互い無言らしい。不思議…)

それでも、険しい顔で立っている大人を見ると、いつ、誰が怒られてもおかしくはない。
次は自分が怒られるかもしれない…という恐怖は常にあったと思う。

集団登校で無事、怒られる事なく学校に着いたとしても、教室に入って準備を済ませたらすぐ着席。
準備も、モタモタしていたら先生に注意されるだろうし、他の人より遅れてしまう。
とにかく、急がなきゃいけない。

そして授業。

 

 

幼稚園までは、準備が終わったら外で遊んだり、比較的自由だった。
が、学校に入学したらとにかく席について勉強。

授業中、席を立つことは許されない。

それだけでも相当なストレスなのに、すん(息子)の担任の先生は常に不機嫌で、よくヒステリックに声を荒げて注意していた。

 

 

手遊びするな!!
ボーッとするな!!
うるさい!!静かにしろ!!
…等々、教師とは思えない暴言を吐く恐山先生。

流石に親が見てる前ではそういう事言わないけどね、子供達が言うの…。
忘れ物届けに行った時、そういう場面にたまたま遭遇したママさんもいるし、恐山先生は結構ひどかったと思う。

 

 

小さい子供達の中にいる、唯一の大人である担任の先生。
何も分からない子供達にとって、先生という存在は絶対。
先生の言う事は守らなくてはいけない。
いつ、どういうタイミングで怒られるか分からない。

大人から見ると、不機嫌なクマと常に対峙している状態。
いつ、襲ってくるか分からない恐怖。

すん(息子)も、叩かれるかもしれない、殴られるかもしれないという恐怖は常にあったと思う。

(続く)

ではまた〜

 

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