こんにちは。すんすんです。

先日、兄と会話した時のこと。「○○しちゃダメ」って、言えば言うほどやってしまうらしい。という面白い話を教えてもらいました。

ほうほう。なるほど。と思いましたが、子どもを叱る時、何か注意する時、つい「○○しちゃダメ」って言ってしまいますよね?私は、ついつい言ってしまいます。しかもこの「○○しちゃダメ」っていうの、言えば言うほどやってしまうらしい…。

うそーん。そんなの困るぅ~。

ということで、今回は「○○しちゃダメ」というのは何故だめなのか?言えば言うほどやってしまう理由について書きたいと思います。

人間の脳は否定が判断できない

「○○しちゃダメ」というのがダメな理由。それは、「人間の脳は否定が判断できない」からです(専門家じゃないので、詳しいことは判りません。正しい知識が知りたい方は、色々調べてみてください)。

最初のフレーズが脳に残る

人の脳は、肯定的な「○○する」という言葉は理解できても、「○○しない」は理解できないらしいです。いや、「理解できない」ではなく、理解はできるけど、ついやってしまう…と言った方が良いかもしれません。だから、「○○しちゃダメ」っていうと、「○○」の部分だけ頭に残って、言えば言うほどやってしまうんですね。

例えば、よく知られている話らしいのですが(私は全然知りませんでしたが)、「ピンク色のゾウを想像しないでください」と言われても、人間の脳は、ピンク色のゾウを想像してしまいます。(私も、ピンク色のゾウを想像してしまいました。)

「ピンク色のゾウを想像しないでください」と言われても、想像しちゃいますよね?

最初の「ピンク色のゾウ」のフレーズだけが頭に残り、後の「想像しないでください」のフレーズは本能的に処理できないっていうことらしいです。

想像しないでって言われても、ピンク色のゾウって言われたら、想像しないでと言われようが言われまいが、ピンク色のゾウを脳が思い浮かべてしまうみたいです。

なるほど。納得。

否定形は強く印象に残る

もう一つは、「○○してはいけない」と言われると、脳に強く印象が残るらしいです。

何でなんですかね??

これは私の考えですが、「○○しないで」と言われると、「しちゃダメ」と理解しているはずなのに、脳が勝手に「○○する」と判断しちゃって、してはいけないと理解していながらも脳が勝手にやってしまうから、何度も何度もしてはいけないことを考えて否定形は頭に強く残るのかなぁ?なんて思っています。実際はどうか分かりませんけどね。私の勝手な解釈です。

とにかく、否定形は強く印象に残るらしいです。

なので、「○○しちゃダメ」と、否定的なことをいうと、「○○しちゃダメ」の「○○」の部分だけが脳に強く残り、余計に繰り返しやってしまう…ということになりますね。

ふむふむ。だから否定形はダメなのか…。

だから、やってはいけないと言われるとついやってしまう

「○○しちゃダメ」って言われると、「○○」が頭に残って、「しちゃダメ」が、頭に入らない。

むしろ、否定形でいうことで、より強く、やっちゃダメな「○○」の方が印象に残り、ダメと言えば言うほどやってしまう。ってことですね。

確かに、やってはいけないと言われれば言われるほど、やってはいけないと思いながら「○○」だけが頭に残っているので、ついやってしまう…という悪循環になる時、ありますよね。

私はしょっちゅう寝不足で、「眠い眠い…寝ちゃダメ…」と思えば思うほど眠くなってしまいます。それとか、ダイエット中とか、お菓子食べちゃダメ…と思えば思うほど食べてしまったりします。良くないですね。

「○○しちゃダメ」、中々手ごわいですね。

「○○しちゃダメ」って言うのがよくないことだとわかったけど、じゃあどうすればいいの!?

ではどうすれば良いか?

「○○しちゃダメ」ではなく「○○して」にする

子どもをしつける時、「○○しちゃダメ」と言うと、全然効果ないどころか、言えば言うほどやってしまうのであれば、「○○して」と言い換えるようにすればいいんです。

例えば、ご飯食べる時、子どもがテーブルの上に座ったとします。そういう時、私はつい「乗っちゃダメ!!」と言ってしまいがちですが、同時に「降りて」とか、「椅子に座って」と言い換えるように心がけています。こうすると、「降りる」も「椅子に座る」も肯定しているので、脳は理解できる。ということになります。

他にも、おもちゃを投げる場合、

✖投げちゃダメ!!→〇下に置いて

とか、人を叩く場合、

✖叩いちゃダメ!!→〇こっち叩いて。とか、これで遊ぼう。とか、別のものに気を向かせる

等が良いと思います。

そっか!!納得!!

えっ!?でもそれだと、良いことと悪いことの区別がつかなくならない??

確かに、この方法で言い換えるのはとても良いことだと思いますが、同時に、良いことと悪いことの区別がつかなくなりそうですよね。

では本当にダメなことをした時の躾はどうすれば良いか?下に具体例をあげてみたいと思います。

1本当にダメなこと:お友達をたたく

おもちゃを投げないでっていうのは、まぁ代用できそうですが、お友達を叩くのはいけないことだと教えないとダメだと思うんですよね。

ダメな事をしたとき、子供を叩いてしつけていると、子供はダメなことをしたら叩いて良いんだと学び、叩く子になると言います。

私は、叩いてしつけると叩く子になると知っていたので、息子をしつける時は叩かず、言い聞かせるようにしてきました。すると、叩いてしつけなかったので、息子は全然叩きません。娘が遊び半分で、息子を叩く時があるのですが、そんな時でも、叩き返しません。叩かない躾って、ほんと大事だと思います。私はこれからも、叩かない躾を続けていきたいと思っています。

やってはいけないことは親がやらないようにしていると、子供は自然と学ぶと思います。

だから、「叩くのはダメ」と言うと、普段は自分(子供)も叩いてしつけられているし、あんまりダメだと思わない。むしろ余計に「叩くのはダメ」の「叩く」のフレーズが頭に残り、余計叩くのをやめなくなったりしそうです。こうなったら最悪ですね…。

普段から叩かない躾をしていれば子どもは叩かないので、叩いて躾をしてしまっていると思ったら、親が叩くのをやめて、とにかく「言い聞かせる」ようにしつけをすると良いと思います。

叩いて躾をしているなぁと思ったら、今からでも叩くのをやめると、叩かない子になります。(…と子育て広場で先生が言っていたよ。)

私も、叩いてしつけるのは、なるべくやめた方が良いと思います。

…とは言うものの、叩いてしつけてないにも関わらず、娘が遊び半分で息子をぺちぺち叩くことがあります。そういう時はつい「叩いちゃダメ!!」って言ってしまいます。なので、なるべく「これなら叩いていいよ」というようにして、別の方に気を向けるように心がけています。

娘がぺちぺち息子をたたく時、息子も遊んでる感覚でわざと娘に叩かれたりしてる時があるので、そういう時は何も言わないんですが、ほんとに痛がっている時もあるので、本気で痛がっている時とそうでない時の線引きが中々難しい時はあります。最初は遊んでても、途中でけんかになったりするし。

私は、子どもの喧嘩にはなるべく介入しないようにしていますが、「叩くのはいけないこと」というのは教えないといけないなぁと思っています。躾ってほんと難しいですね。

2本当にダメなこと:総菜などをさわる

お買い物に行くと、子供って総菜とか、お肉のパック触ろうとしたり、野菜触ろうとしますよね。私はそういう時、思わず「触っちゃダメ!!」って言ってしまっています。そしてこれからもきっと、反射的に「触っちゃダメ」って言うと思います。

でも買い物している時って、親は野菜とか、お肉のパックとかさわってるじゃないですか。

さっき「叩く」のとこで、叩かない躾していたら子どもは叩かない子になるって言いましたけど、触っちゃいけないから親もお店のものを触らない…なんてできませんよね。だって触って買うために、買い物に来ているんだもの。

こういう時ってどうすれば良いか?私も具体的な解決策は判っていませんが、一応、「買うものは触っても良いよ」というように心がけてます。

買わないものを子供が触ろうとしたとき、「人参買うから人参取ってきて」とか、「こっち買うからこっちこっち」とか言って、気を引きつけたりします。

「買うものは触って良い」と子供が学んでくれたら良いなぁと思います。

3本当にダメなこと:道路の飛び出し

これは命に関わることですからね。私は本気で怒ります。そんで反射的に「飛び出しちゃダメだよ!!」と言ってしまっています。

幼稚園のお迎えに行って門を出る時、ほぼ毎日ですね。反射的に「飛び出しちゃダメーー!!」と言っています。

が、よくよく考えてみると、「止まってよ、止まって!!ストップ!!!」とも言っていました。

「飛び出しちゃダメ!!」はあまり効果ないかもしれませんが、「止まって」というのは効果的だと思います。

子どもが飛び出しそうなときは、「止まって!!」と、反射的に出るように、気を付けたいと思います。

まぁでも、「飛び出しちゃダメ」って言っていたら、飛び出すのはいけないことだと子どもは学ぶと思うから、ダメじゃない気がしますけどね(←自分を正当化してみた)。でもとっさに言う時は、「止まれ!!」って言わないと効果がないっぽいから、言う側は気を付けたいですね。

まとめ

他にも本当にダメなことが色々あるかもしれませんが、ひとまず思いつく限りで書いてみました。

「○○しちゃダメ」というのは逆効果で、言えば言うほどやってしまう。その理由は、繰り返しになりますが、「○○」の部分だけが脳に残ってしまい、言えば言うほど「○○する」という風にとらえてしまい、ついやってしまうからです。

専門家じゃないので詳しいこととか、本当にしなければならない対策とかは分かりませんが、私の対策も案外的外れではないと思っています。

「しちゃダメ」と言っても言っても言うことを聞かない、むしろますますやる…みたいな子は、一度、別の方法で言い直したり、気を紛らわせることをしてみると良いと思います。

でも「○○しちゃダメ」は言ってはいけないことではないと思う

散々、「○○しちゃダメ」って言うと効果ないという話をしてきましたが、わたし的には躾に「○○しちゃダメ」って言うのはありだと思っています。

「○○しちゃダメ」っていうのは即効性はないけど、言い続けていたら頭では「やってはいけないこと」だというのが理解すると思うんですよね。

「○○はやってはいけないこと」と言い続けることで、例えば飛び出しなんかは、道路は飛び出しちゃいけないんだ、危ないことでやってはいけないんだと理解すると思うんです。

子どもが今にも飛び出してしまいそうなときに「飛び出しちゃダメ!!」と言うのは効果ないかもしれませんが、切羽詰まっている時じゃなければ、「飛び出しはダメ!!」と言い続けることで、やってはいけないと学んでくれると思っています。

「○○しちゃダメ」は、即効性はなくても、後々分かってくると思うので、育児に絶対よくないとは言えないと思います。

なるべく言わないように、なるべく肯定的に言おうと思ってても、つい「○○ダメ!!」と言ってしまいがちな私ですが、案外それが程よい感じでうまくいっているのかなぁなんて思っています(←自分、肯定しすぎ?笑)。

何はともあれ、「○○しちゃダメ」って言えば言うほどやってしまうっていうのを頭の片隅に置いておいて、子供の反応を見ながら上手に躾ができれば良いなぁと思います。

終わり。

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