こんにちは。しらこです。

ゴールデンウイークの前半、私は実家に帰省していました。帰省中、地元の友達に、久しぶりに飲もうと誘われ、私は子供が産まれてから初めて、夜に外出することにしました。今回はその時の話を書きたいと思います。

子どもが産まれてから、夜、外出したことない

私は上の子が産まれてから、夜、外出したことがありません。夫は基本帰りが遅く、土日祝日もほぼ休みがないため、夜に預けることもできず、自分の息抜きの為に子供を誰かに預けたことがありませんでした。

が、今回、自分の実家に帰り、実家の近くに姉、兄も住んでおり、祖父母にはあんまり懐いていない子供たちですが、姉と兄には毎日のようにテレビ電話をしているし、たまに我が家に遊びに来てくれたりして結構懐いているため、多少不安ではありましたが、姉か兄を頼って、1日だけ、夜に子供たちをお願いして出かけることにしました。

そしてその日は、姉は仕事で忙しかったので無理でしたが、兄が子供たちの子守を引き受けてくれました。

息子は超絶ママっ子なので、全て私じゃないとダメだった

娘が産まれてから息子は、赤ちゃん返りだと思いますが、暫くは私以外の人間を受け付けませんでした。もちろん夫もダメ。

娘が産まれた当時、3歳だった息子は、お風呂も、寝かしつけも、全て私じゃないと怒り狂って、収拾がつかなくなりました。「パパは寝室に来ちゃダメーーー!!!」と、完全拒否です。そんなことを言われては夫もショックでしょうし、夫も、無理に一緒に寝る必要はないと思っているので、子ども達と一緒に敢えてお風呂に入ったり寝かしつけをしたりすることはありませんでした。

が、5歳になって、ようやく、ほんと最近、パパと一緒にお風呂に入れるようになりました。まぁパパもあんまり頑張って子供とお風呂に入ったりしようとしなかったことも原因だったと思います。私以外の誰かが息子をお風呂に入れるなんて…(涙)。でも娘が産まれる前まではパパでもおじいちゃんでも、誰とでも入っていたんですけどね。いまだ絶賛赤ちゃん返り中です。

お風呂はパパと入れるようになったものの、寝る時はまだママじゃないとダメという息子です。だから夜に私がいない飲み会の日はどうなることかとても不安だったのですが、結論から言うと、兄がうまいことやってくれて大変なことにならずに済みました。

ありがとう!!兄!!自営業、ハッピー!!

あ、因みに私の姉は漫画家、兄はイラストレーターです。二人とも自営業です。締め切り前以外、ある程度自由がきく職種でとても助かりました。

お風呂、歯磨き、寝かしつけを兄にしてもらった

で、具体的に何をしてもらったかというと、お風呂と歯磨きと寝かしつけをしてもらいました。

ご飯は、私が出かける前に食べ終えたので、ご飯を子供たちに食べさせてあげることはしなくて済みました。

余談ですが、息子はいまだにご飯を食べさせてと要求します。逆に娘は食欲旺盛で食べることが大好きなので、進んで自分から食べます。何なら2歳の娘の方が食べるのが上手なのではないか?と疑うほどです。

息子のこの「ご飯食べさせて」は、やっぱり赤ちゃん返りだと思っているので、私はなるべく付き合うようにしています。余裕がない時は「もう!!自分で食べて!!」と怒ってしまいますが…。でも大体、ちゃんと息子に付き合ってご飯を食べさせている私は偉い!!と思っています。(←自画自賛)

でも息子はあんまり食べるの上手じゃないから、何とか自分で食べるように持っていくようには心がけてますが…。食にあまり興味のない子に一人で食べさせるよう促すのは、中々前途多難です。まぁ少しずつ、上手になってくれたらいいなと思います。

少しぐずったみたいだけど、何とかなったようだ

私がいないと分かると、最初は「ママじゃないとダメ!!」と息子がぐずっていたようですが、諦めてお風呂、歯磨き、寝かしつけを兄がすることに成功しました。

息子がぐずると、娘もぐずります。逆に、息子が平気だと、娘も平気です。娘はお兄ちゃんをよく見ているんですねぇ。。。

私がいない間は、今度は兄以外は断固拒否で、おじいちゃんおばあちゃんがやろうとすると、物凄い怒ったそうです。普段、兄とテレビ電話で話をしたり、ちょいちょい我が家にも遊びに来てくれていたからこそ、子供たちが兄とすんなり寝てくれたといっても過言ではないと思います。兄がいてくれて本当に助かりました。

多分、子供たちの中で、夫より、私の姉と兄の方が優先順位が高いんじゃないか?というくらいの懐きっぷりです。夫は平日だけでなく、土日祝日もほぼ休みがないし、たまの休みは夫も休みたいし、パパは仕事ばっかりで自分(子供たち)とあまり遊んでくれない…では、子供たちが姉と兄の方に懐くのも納得がいきます。でも最近は、たまの休みには夫が子供たちと遊んでくれるようになりました。何か危機感を感じたのでしょうか?とにかく、良かったです。

夜、ママがいなくても子ども達がぐずらなかった理由

私以外で、子供たちが懐いている大人(信頼できる人)がそばにいたこと

夜、私が出かける時、兄も姉もいなくて、私の両親だけでは、子供たちがこんなにぐずらずやり過ごすのは無理だったと思います。いや、もしかしたら私の両親だけでもぐずらなかったかもしれませんが、おじいちゃんおばあちゃんだけでは、子供にかかるストレスが大きかったのではないか?と思っています。

もし、姉と兄のどちらも仕事が忙しく、どちらにも子守をお願いできなかったら、この日、私は夜に飲みに行かなかったかもしれません。それは私が姉と兄を信頼していて、実親をそこまで信頼していないということでもあります。

自分の両親に任せて子供たちがぐずっておじいちゃんおばあちゃんが怒鳴った…とかになると最悪だし、下手したら子供たちのトラウマになりそう…と思っているぐらいには、私は自分の親を信用していません。何かにつけてすぐ怒る親です。私はそうなりたくないし、そうならないように努力しているつもりです。親を反面教師として子供を育てています。だから、私自身が、自分の両親しかいないところに子供を置いてどこかに行きたくないと思っているのです。

その代わりと言ってはなんですが、私は、姉と兄のことを信頼しています。息子の懐き具合を見ても分かります。また、この飲み会の数日前から帰省し、テレビ電話はしていたものの、暫く会っていない姉と兄に会い、姉と兄に慣らしていたのも、夜の寝かしつけまで成功した成果かもしれません。

兄に子守をお願いしている間、私自身は…

行きはそわそわしていた

飲み会に行く道中、とてもそわそわしていました。こんな遅い時間から子供たちを置いて、外に出て良いのか(因みに家を出たのは17時半です)。子供たちがぐずって、寂しい思いはしていないか、兄や両親が大変な思いをするのではないか等々、色々考えながらの道中でした。

が、やはり久しぶりに夜に外に出るということで、不安はありましたが、楽しみの方が勝っていました。

時間を忘れるほど楽しかった

そして飲み会の時間は、仲の良い友人と色々話せて、とても楽しかったです。時間が経つのがあっと言うまで、本当に時間を忘れて話に夢中になっていました。

飲み会中、たまに子供たちのことが心配になりましたが、基本的に話に夢中で忘れていました。あのあっという間の時間は、とても楽しく、とても良い気分転換になりました。

子ども達がぐずってはいけない。ぐずらなくても、寝ないかもしれない…と思っていた私は、20時半までには帰ると言ったのに、電車に乗り遅れて結局21時半に実家に到着しました。

兄の話では、娘も息子もすぐに寝入ったそう。この日は娘はお昼寝していなかったので、娘に至っては2秒で寝たんだとか(笑)。でも途中、起きて「おいたん(兄のこと)、イヤ~」と若干夜泣きしたらしい。でもそれも兄がなだめてくれたみたい。本当に助かりました。こんなことなら、中途半端に21時半に帰らず、終電までいれば良かったな…なんて思うほど、すやすや寝入っていました。

超絶ママっ子でも子供が懐いている大人が他にいれば何とかなるし、たまには離れてみるのも良さそう

冒頭にも書きましたが、私は子供が産まれてから、夜、外出したことがありません。かれこれ、5、6年は夜に子供たちを置いて出かけたことがありませんでした。

でも今回の件で、「超絶ママっ子でも、ママ以外の子供が懐いている大人がそばにいれば、ママがいなくても何とかなる」ということが分かりました。

また、私自身が、「ママ以外の人間に慣れることも大切かなぁ」と思えるようになりました。でもこれは、息子がもう5歳で、幼稚園に通っている年長さんだから言えることかもしれません。

息子がもっと小さかったら、ここまでぐずらずやり過ごせなかったかもしれないし、5歳だから、他の信頼できる大人に任せても大丈夫と思えたのかもしれません。そもそも、子供たちがだいぶ大きくなったから、今回、私一人で子供たちを連れて帰省してみようと思ったし。

ママ以外で、子供が懐くほど信頼できる大人を作っておくのは大事と思う

今回は私の息抜きのための「夜ママ不在」でしたが、2人目出産するから入院とか、それ以外でも「夜ママ不在」にならざるをえない状況があると思います。そういう時の為に、普段からママ(私)以外の大人に慣れさせることは大切なんじゃないかなぁと思います。まぁこういう場合、普通は夫がその役割なんですが。

我が家は夫が不在がちなので、私と夫以外の大人といえば、義両親と私の家族が信頼できる大人になります。私に何かあった時は、義両親に子供たちをお願いすることになると思います。

それでも、超絶ママっ子にとって、ママがずっといないという状況は物凄くストレスだと思います。でも、「ママがいなくても大丈夫。他にも頼れる人がいる」と子供が思えるようになることはとても重要なことだと思います。

子どもが超絶ママっ子だと、夜、誰かに任せてお出かけ…なんて想像できないかもしれません。ですが、超絶ママっ子でも、夜ママが不在でも、案外大丈夫です。子供は「今日はママいないんだ」と、意外とすんなり理解してぐずらなかったりします。

でもちゃんと後から「いい子にしてたんだねぇ!!」と言って、ギューッとしてあげる等、アフターケアはしました。アフターケア、大事だと思います。

下の子は上の子がいるから大丈夫

因みに娘は2歳ですが、息子がいればママがいなくても大抵平気なんです。息子程ママっ子でもないし。でもまぁ大勢の大人がいたり、懐いている大人が近くにいない場合はぐずると思いますが、息子は娘にとって、親(私)の次に信頼できる人。その人がそばにいれば、結構なんだってへっちゃらなんだなと、普段から思っています。

だから、2歳の娘は、息子がいれば(というか、息子がぐずらなければ)大丈夫なんですね。ここが2人目育児のラクなところだなぁとつくづく思います。

終わりに

私にとって、子ども達が信頼できる大人とは、親の私が信頼している大人ということ。

信頼は、毎日の積み重ねでつくられる。現に私は、ほぼ毎日姉と兄にテレビ電話をしている。そうして徐々に信頼関係が深まり、テレビ電話であっても、常につながっていれば、「1人で育児をしているわけではない。いざという時に頼れる。」と思えるので、私の気持ちも軽くなります。

私は基本、ワンオペ育児ですが、気持ちはワンオペではない。誰かとつながっている。そう思えることが、ワンオペ育児でも病まずに頑張れているんだと思います。

気持ちは大事です。一人で子育てするのは、責任を物凄く感じます。本当にこれで良いのか?良いと信じてやってはいるものの、本当に良いかどうかは、子供たちが大きくなってみないと分からない…。大きくなっても分からないかもしれない…。

育児は不安だらけです。でも、楽しくもあり、子供たちの笑顔が見られるのは、私にとってとても幸せなことだと思っています。子供たちの笑顔のためにも、ママ(私)のたまの息抜きは大事だし、子どもにとっても、少しママから離れてみるということを経験させても良いのではないかと思います。

超絶ママっ子をもつ親御さん、自分以外の大人に預けて夜出かけるというのは不安であり、若干後ろめたさもあり、子供のことが心配で仕方がないかもしれません。でも、意外に子供は大丈夫です。

私は、また飲み会とかそういう機会があれば、夜外出してみたいと思います。今度は夫に任せてチャレンジ!!です。さてどうなることやら。また次回があれば、その時は記事にしたいと思います。

終わり。

 

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