こんにちは。しらこです。
前回は私が行っていたインスリン注射と間違った食事療法(炭水化物を食べない食事)について書きました。
前回のお話はこちらからどうぞ↓。
今回は、2人目妊娠中、糖負荷検査時に歩き回ってギリギリ回避し、後悔して再検査をしてもらったお話です。
・妊娠糖尿病で、胎児が小さいと言われている人
・現在、妊娠糖尿病で治療中の人
(↑ここに当てはまらない妊婦さんも、炭水化物摂取は大事な事ですので、極度に避けず、また、大事だからと言って食べ過ぎず、適量を摂取するよう心がけて欲しいと願うばかりです。)
2人目を妊娠した時の私は、
…なんて呑気に考えておりました(反省)…。
しかし、炭水化物を食べなかったせいで、娘はお腹の中であまり大きくならず…。
炭水化物摂取は大事なことだと痛感しました。
炭水化物は適度に食べようね。
後に後悔しないためにも、妊娠糖尿病と言われた妊婦さんでも、適切な炭水化物摂取を心がけてほしいと思います。
目次
娘を妊娠したときの体力のお話
ここで少し、2人目(娘)を妊娠するまでのお話を↓。
息子を産んで暫くは、走れなかった(体力が著しく低下していた)
私は妊娠する前から体力(筋力)がなく、息子を産んでから更に体力(筋力)が落ちてしまいました。
あれは息子を出産して3か月くらいが経った時でしょうか…。
ショッピングモールの駐車場での出来事…。
車が来てたから、ちょっと駆け足で渡ろう…と思っていたら…
なんと!!走れなくなっていたのです!!(ひええぇぇ~…)。
普通の道路だったら、引かれてたかもしれないわ…。
なんて思ったものです。。。
そして今(2021年10月)もそんなに体力ないよ!!更に今月は、糖負荷検査に行ってくるよ!!結果がヤヴァイ気しかしないけど、結果が出たら、またブログに書きたいと思います。
横断歩道とかで走ってない人がいても、暖かく見守ってほしいし、見守りたいです。
若いころは、横断歩道で早歩きの年配の人とか見ると、「走ればいいのに」なんて思っていましたが、ところがどっこい。体力が落ちすぎて、本当に走れなくなるのです。本当に早歩きが限界。皆さん、横断歩道とかでダラダラ歩いている人を見かけても、「だらだら横断歩道渡ってんじゃねぇよ!!」なんて思わずに、「あぁ、あの人は走れないんだな…(遠い目)」くらいの気持ちで、生暖かく見守ってください…(泣)。
息子を妊娠中、胎児が逆子でお腹も張りやすかったため、本来なら運動しろと言われるところ、絶対安静だったので、調子に乗って病院の指示に従い、ひたすらゴロゴロと安静にしておりました。
そして私はそのまま逆子が治らず、帝王切開で出産したため、更に体力が低下することに。(帝王切開は術後1日は絶対安静でピクリとも動けないですからね。そうでなくても、手術すると、体力が激落ちします。)
あまりにも自分の体力がなさすぎて、少し運動をしようと思い、息子を抱っこして散歩したり、軽く筋トレをやってみたりしていました。
だいぶ体力が戻ってきたから二人目妊娠しても大丈夫!!なんて思ってた
息子が1歳を過ぎたくらいから、だいぶ育児にも余裕が出てきて、二人目いても大丈夫かなぁなんて思い始めました。が、いかんせん、体力がない私。まずは体力をつけてからだと思い、軽く運動をしていました(←あくまでも、軽く…ね。本格的な運動じゃないし、軽すぎて全然体力付かなかったよ…。)
で、なんだかんだ言いつつ、息子が2歳過ぎてから娘を妊娠しました。
1人目(息子)を妊娠した時、「妊娠糖尿病」と診断されたので、2人目は妊娠糖尿病にならないようにと、妊娠初期から食後に軽く運動(ウォーキング等)をやっていました。
(妊娠前から運動しとけよ!!って話ですよね…。出来たらそうしたい!!だが!!出来ないんだ!!(私の意志の弱さ))
妊娠7か月、75gOGTT検査中、歩きまくってパスしてしまった
妊娠糖尿病の簡易検査で引っかかり、本検査へ
そして妊娠後期に差し掛かり、まずは妊娠糖尿病の簡易検査。
運動もそこそこしてたし、今度は大丈夫!!と無駄に自信満々で臨みましたが撃沈…。
本格的な糖負荷検査(75gOGTT)を行うことになりました。
OGTT検査中、運動してはいけないのにウォーキングした
インスリンを打っても血糖値が下がらない、効果が出ないインスリン注射を毎食前(1日3回)に打つくらいなら、炭水化物を食べず、血糖コントロールしてやる!!
と思い、あんまり運動してはいけないと言われる75gOGTT検査中に歩きまくりました。(←これ、絶対やらないほうがいいです。)
具体的にどうしたのかというと、私の場合、空腹時血糖は問題なかったので、その後、ソーダ水みたいなのを飲んだ後、特にすることもないし、外出しても良いと言われていたので、病院の外に出て、ひたすら歩きました。1時間後と2時間後、血液採取時に病院に戻る以外はずっと歩いていました。
産婦人科の先生は、妊娠中、少々歩く程度じゃこの検査に影響ないと言われ、特に歩いちゃダメとという指示がなかった為、歩きました。
本来はそれくらい厳しいんだけど、産婦人科の個人病院だったので、そこまで厳しくなかったんだね。
糖負荷試験を受ける人は、検査中は歩き回らないようにしてください。
その結果…。見事、(ぎりっぎりだったのですが)妊娠糖尿病の検査に引っかかりませんでした。
↑全然わーいじゃないよ!!こんなことしたら検査の意味ないし、絶対やめてください。
きっと歩いてなかったら引っかかっていたんだろうなというくらい、ぎりっぎりで回避しました。
この時は、赤ちゃんは逆子じゃないし、妊娠糖尿病検査も引っかからなかったし、炭水化物さえ食べなければ大丈夫!!今回の妊娠は楽勝だわ~なんて思っていました。
妊娠8か月でトラブル続出
私は娘を妊娠した時、最初は近所の産婦人科に通っていました。
近くて、待ち時間が短い個人病院で検診して貰っていました。
妊娠8か月で総合病院へ転院
・逆子
・胎児小さめ
・子宮頸管短め
もともと、妊娠9か月くらいで総合病院に転院する予定でしたが(妊娠初期に、個人病院にはその旨を伝えてる)、妊娠8か月の最初の検診で、妊娠時から言われていた胎盤の位置が低いまま。逆子だし、赤ちゃんも小さめだし、子宮頚管も短めで…。転院してくださいと言われました(泣)。
転院後の初めての検診でも、低置胎盤、逆子、赤ちゃん小さめ、子宮頚管短めと言われ、自宅で安静にするように言われました。
75gOGTT再検査を要望
転院後、最初の検診の時の、産婦人科の先生とのやり取り。
再検査しますか?もう8ヶ月ですし、検査は早い方がいいですよね?
こうして再び、75gOGTTの検査をやりました。
再検査の結果…
1時間値、2時間値ともに血糖値が基準値オーバー。
無事(?)「妊娠糖尿病」と診断され、治療させてもらえることになりました。
・糖負荷検査で動いてパスしても、後々後悔する(結局再検査希望・治療を希望した)
・炭水化物を摂取しなくても妊娠糖尿病になるし、逆に、胎児が育たないので注意
適切な治療を受けて、適度に炭水化物を食べていれば、娘はここまで小さくなかったはず…。
ごめんね、娘ちゃん…。
妊娠糖尿病の検査で引っかかった人は、産後、後悔しないためにも、適切な検査・治療を受けて欲しいと思います。
妊娠糖尿病の治療開始
同じ病院の同じ科だけど、違う担当医に恵まれた
そしてその先生はとても信頼できる先生でした。(産科を受診した時に、あの先生なら大丈夫ですよ。と言われたので、結構信頼できる先生みたいでした。)
妊娠糖尿病は「内分泌科」だったよ。
妊娠糖尿病は、産婦人科では治療できないみたいだよ。
「妊娠糖尿病」と「糖尿病」は同じような薬を使ったりするけど、治療の仕方が違うからね。
赤ちゃんの為にも、信頼出来る先生と繋がれますように…。
本来なら妊娠7か月(24〜26週頃)で75gOGTT試験に引っかかるはずが、私は歩きまくって回避してしまったため、治療開始は既に妊娠9ヶ月(34週)の時。
娘の体重は推定1700g(平均だと2000gほどある時期です)。治療する時間があまりありません。
先生はすぐにインスリン注射を始めましょうと言ってくれました。
娘ちゃん、ほんとごめんね。。。
食後2時間後、血糖値が下がってなかったら自分で単位数をあげてもよい
すぐにインスリン注射で治療を開始。
しかし、最初はやっぱり1単位から。でも今回の内分泌科の先生は、
食後に血糖値が全然下がってなくて効果が見られないようなら、次の食前にはインスリンの単位を上げて注射を打ってもいいからね。
家で自己判断してね。
と言ってくれました。
ありがたい!!
そして実際、問題ありませんでした。(問題ないどころか、2時間後の血糖値が全然下がってなくて、効果なしだったよ!!)
だけど、2から3は、1/3増えてるから、効果は1/3程度になる。
単位数がどんどん上がっていって、例えば、20単位打ってる人が、21単位になっても、薬の量としては「1単位」なんだけど、効き方は、1単位打ってる人と、20単位打ってる人じゃ違うんだよね。わかる?
糖尿病だとね、1単位増えると効きすぎて一気に血糖値下がっちゃうケースがあるけど、妊娠糖尿病はそもそもインスリン効きにくいからね、単位数多い状態で1単位増やしても、そんなに影響出ないよ。
でも単位増やしたら、低血糖には気をつけてね。
というお話もしてくれました。
妊娠糖尿病の事、よく分かってくれてる!!
と思いました。
そして私は、食後2時間後の血糖値を見ながら、単位を一単位ずつあげていき、最終的には、2〜3単位一気に上げました。
先生、大事!!
因みに出産前の単位数は28単位!!
ちゃんと単位数上げれば、効くようになりました。
栄養指導で炭水化物を食べる!!食べる!!たべーーーる!!!
インスリン注射の治療を始めると同時に、炭水化物(白米)も積極的に食べるようにしました。
妊娠糖尿病で引っかかると、栄養指導もあるので、「妊婦さんはこれだけ炭水化物を食べてください」と言われ、言われた量だけ食べることにしました。
と言っても、それまでの私は炭水化物を控えていたので、いきなり妊婦さん並の炭水化物(白米)を食べるのは結構苦痛でした。
でも赤ちゃんが小さい。炭水化物を食べないと!!
どうか無事で、元気に生まれてくれますように…という一心で、必死に食べました。
何度も言っていますが、(私の場合だけかもしれませんが)炭水化物を食べないと赤ちゃんが大きくなりません。
妊娠糖尿病になり、インスリン注射で適切に治療を始め、炭水化物を食べるようになってから、赤ちゃんが少し大きくなるようになりました。
この頃、検診で赤ちゃんが小さい小さいと言われて、次の検診で大きくなっていなかったら入院。と言われていましたが、何とか、出産するまで入院せずに過ごすことができました。
終わりに
そして無事、娘を出産。
出産時の娘の体重は2192g。ビビるほど小さかったのを覚えています。
娘は暫く保育器に入っていて、娘が退院したのは出産2週間後。今では何事もなく、元気にすくすく育ってくれています。
妊娠7か月で妊娠糖尿病の検査を正しく受け、早めに内分泌科にかかり、適切な量の炭水化物を食べていれば、もう少しお腹の中で大きくなっていたかもしれません。
また、再検査で、たまたま信頼できる先生が担当医になってくれたから、適切な治療ができ、小さくても元気な赤ちゃんが産めたのかなぁとも思います。
赤ちゃんが小さい原因は、もしかしたら、妊娠糖尿病で胎盤があまり機能していなかった可能性もあるかもしれません。
妊娠中は時間がありません。一日一日、赤ちゃんはお腹の中で成長しています。妊娠糖尿病になり、治療が思うようにいっていなければ、遠慮なく、担当の先生に申し出て欲しいと思います。
適切なインスリン治療ができなければ、病院を受診していても意味がありません。
私みたいに、間違った食事療法を行い、お腹の中で赤ちゃんが育たない…みたいな妊婦さんが減ることを願っています。
終わり。
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